★あちら側のはなし★〜陰陽の宝箱



2006年08月09日(Wed)
★あちら側のはなし★〜陰陽の宝箱
皆さん、こんにちは。
東京は台風の影響で雨模様です。

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さて、黒龍さんから陰陽宝箱がとどきました。

**

こんにちは。
黒龍です。

暦の上では秋になりましたね。
ですが暑い日や、雨量の多い日はまだ続きそうです。
引き続き、気をつけてくださいね。

お盆が近い事もあり、あちこちで「不思議現象」に遭遇します。
例えば、猛烈に暑い日差しの中、車を運転していますと、
ひゅっと人が対向車側に飛び出すのが見え。
「危ない!」と身をすくめると、車がその人を通過。
あら?すり抜けてる…
そして、その「現場」から遠ざかってしばらくしてから
「ああ、そうか。そうだよ、この暑いのダウンジャケットなんか着てないよ、普通」なんて、気付いたりします。

先日は依頼人様の鑑定をしようと準備中に。
(この鑑定は手書きの札と亡くなった方とのコンタクトの2本立てでした=依頼人はおひとりです)
たてに長さのある暗い廊下の先が異常に白く光っているのです。
私の家には蛍光灯は1つもありません。
蛍光ボールという電球の蛍光灯バージョンのようなものはありますが、どれも「白い」光ではありません。
温かみのあるやわらかい光で、間接照明にしています。
そんな私の居住空間に白く強い光が差し込むなんていうのは科学的には考えられ無い事です。
しかもいつも暗い廊下です。
見ると、廊下の先の玄関に人が座っていました。
振り返りざまに金色の光となって、ぱああっと消えていきました。
うっかり、見とれて、何も聞き出せなかったのでした。

今日の話は、6年ほど前の話です。
私が東京に住んでいた頃、といっても、ほんの数ヶ月です。東京に引っ越して、すぐアメリカにわたるのですが、その間、吉祥寺のある波動関係の会社のオフィスに出張鑑定に行く仕事を頂いていました。
電車で地味に、吉祥寺へ行くのが習慣になっていた短い時期
の中での話です。

その日、私はもうひとり、「会っただけで痛みや辛さが取れる」と評判の鍼灸師の先生と一緒に吉祥寺に向かいました。

吉祥寺って効率的な町だな、と行くたびに思います。
なぜか、吉祥寺にはグローバルブランドのフラッグストアがあったり、日本では店舗はここだけですよ、という店があったりします。
その一歩裏に入ると渋い店があったり、商店街は懐かしい感じものこっており。面白い町で、ここに住んだら便利そうだなと思いました。

行き先に行く途中、同行の先生が「手土産を買いたいので寄り道していいですか?」と言いました。
それでいつもは通らない道を通ったのです。
昼間ですから、学生も働いている人も沢山歩いています。

すると白い包帯をぐるぐるに巻いていて、そこ包帯から血が滴りおちる酷い重症の男性がよろよろと、こちらに向かって歩いてきます。
私は「大変、救急車!」と同行の先生に叫びました。
先生はびっくりして目を細めて私の見ている方角を見ました。

よく、霊が見たい、オーラが見たいという人が学ぶ方法に、目を細めて焦点をずらす、というやり方があります。
とっさに使えますので、日ごろから鍛錬されると便利かもしれません。

「ごめん、ぼくには灰色の煙のようなものしか見えないよ」
と先生は諦め気味に言いました。
「違う、違う、先生。あれ、血だらけの人が辛そうに、ああ、倒れそう」
「…だから、それは異界の人だよ」
…。
はっと気付くと、真昼の吉祥寺の町に普通に人が歩いている「現実」に引き戻される感覚に。

その時見えた吉祥寺とおぼしき町は、確かに沢山の人が歩いているのですが、それは、皆、兵隊が着るような服に、膝下から、ゲートル、というのでしょうか、それを巻いている人、もんぺ姿の人、そして空は真っ赤。

真昼の吉祥寺で、ただ一人の怪我人?と遭遇しただけで、抱えきれない情報を持っていることが後でわかります。

その日は仕事をなんとかこなした後、お食事に誘われましたが、お断りして、早々に自宅に帰りました。

自宅についてから、吉祥寺で昔、空襲なんてあったのかしら、と人に聞くと、誰も「私、東京出身じゃないからわからない」と確かめようがありません。

昼の出来事を思い出してみました。

その町は壊れているものや燃えているものは、ありませんでした。
道々に重症を負った人が行き倒れのようになっているのですが。
町は破壊されてはいませんでした。
でも、遠くの空は真っ赤だったのです。

次の吉祥寺行きの日。
途中の名も知らぬ駅で途中下車しました。
私は電車から転がるように降り、汚いホームに横になって嘔吐感を必死に押さえ込みました。
周りに人がいっぱい集まってくるのに、誰も「大丈夫ですか」とか「救急を呼びましょうか」とか言いません。
遠くなる意識。
なんでこんなに気持ち悪いんだろう、気を強く持とうと必死でした。

いつまでたっても誰も何もしようとしません。
心の中で「ひとりくらい大丈夫ですかくらい言ってよ、もう、東京って」と怒ってる自分をみつけ、その現実的な考えを中心に持ってみました。

思い切って、自分の体を置いて、起き上がると、
ホームには誰もいませんでした。
なのに、置いた体の私は沢山の人に囲まれているのを見ているのです。
これは、と思い、
小さい頃から何かあったらこの指の形を作りなさい、と教わっている、いわゆる「印」を結びました。

次の瞬間、ぱーっと、吐き気も消え、誰もいないホームに私はひとりで座り込み、深呼吸をしました。
ああ、びっくりした、そう思うのがやっとでした。

吉祥寺に何かあるとか、それは真偽の程はわかりません。
けれど、人が集まるところには何か、「異界」への扉があちこちに出現してもおかしくはないな、と思っています。

昔、祖父が言いました。
「みつかりたくなければ、人にまみれなさい。単独で動いてはいけない」

ああ、私は東京にきて単独だったと反省しました。

今回はここまでです。

では、また。
**

いかがでしたか?

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無料鑑定の〆切は毎週火曜日の夜12時です。
応募多数の場合は抽選し、1名〜2名の方を鑑定の上
翌土曜日の公開となります。

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