陰陽の宝箱

パワーストーンブレスレット、スワロフスキーブレスレット、開運アクセサリー等開運グッズ満載です

2006年08月23日(Wed)▲ページの先頭へ
★夏の読み物(続編)〜陰陽の宝箱★
龍壽開運堂、店主です。
黒龍さんから読み物、今日は続編です。


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前回のお話はこちら。
まだ読んでいらっしゃらない方はこちらをご一読くださいね。


**

黒龍です。

前回のつづきです。




ある日、私の恩人でもある脳神経外科の医師から、ある日、手術日があいたので、ちょっと診療室に来ませんか?と連絡がありました。当時、私は自分のできること、みえること、きこえることを受け入れられず、脳神経外科にかかっていた時期がありました。
「私の脳みそはおかしい」
とたずねていったのです。
その時の医師はMRIやCTを見て、うーんとうなり、ここが北海道らしい?のでしょうね、「まあ、仕方無いですね、この神経が脳の奥までしっかり根っこのように入り込んでいるし…説明がつかないし、何があってもなんともいえません」といいました。
そしてニコっと笑って
「もし僕が現役のうちに死んだら、脳、下さいね」と言われました。

その、面白い?先生が久しぶりにちょっと顔をだしなよ、と連絡をくれたのです。
行ってみると、変わった心療内科のグループがあるから、ちょっと行ってみたらいいよ、という話でした。
「昨日、知り合いに聞いて、あなたにぴったりだと思って」
というのですが、どういう意味かは相変わらず言いません。

その心療内科のグループが作ったサテライトクリニックというのがあり、実際はおのおの勤務医であるけれど、衛星のようにあちこちに作った小さなクリニックを、それぞれのスケジュールで持ち回り、患者を診るというシステム。

そこで私は一生の恩師に出会う事になります。

私の陰陽のスタートは考えてみると生まれた瞬間から始まっているのですが、受け入れられるようになるまで、自分は狂っていると思っていました。そうじゃない、特殊能力なんだと医師らに説得されて、今の私がいるのです。

その一生の恩師に養子になりませんか?と真顔で言われるようになるくらいお世話になった頃、恩師の持つクリニックに、精神世界に精通しているという団体の代表がやってきて、かの恩師に
「あなたが抱えているあの人(私のこと)は悪魔だ」
と言って帰っていったという事件?がありました。
私は、「確かに、私は悪魔とか鬼とかそういう感じが自分でもする」と思って聞いたのですが、恩師は苦笑いです。

「彼が悪魔だと、私に宣戦布告してきたんですよ」
と。

それは心理学の基礎で、「あなたはこうだ」と言うとき、その人は「私がこうです」と言っている、というものがあるというのですが、恩師は「まさにそんな感じでしょうね」と笑っていました。

「つまり、あなたが悪魔だと言うのは、自分こそ悪魔だ、という意味ですよ」というのです。

そう、平たく言われても悪魔扱いされてしまうわけですから、あまり関わらないほうがいいなと思うようにし、その後、話が前後しますが、無料で鑑定を始めたのです。

人は夜中に悩み、迷路にはまります。
それで24時間どうぞ、という形にしました。
但し書きとして「もし、私が寝ていてどうしても起きないときや、用で会えないときは、それがそういうタイミングだったと諦め、出直してきて欲しい」というものをつけました。

これが非常に好評でした。
当時の私の得意技?手のひらでスキャンすると、その人の悪いところが解る、というのが特に好評。しかも無料です。

気がつくと、私最近いつ寝たんだろう、という生活になりました。
御飯を食べる暇もありません。
やっと眠れると思って布団を被ると、当時PHSでも鑑定をやっていたのですが、それが鳴る。
出ると、悩んでいる人ではなく、
「いどみ」さん。

あなたはどうやってオーラを見るのか、どうやって霊と話すのか、どうやって体の悪いところをみつけるのか、それらは本当か、
とひとおり質問しおえると
「私にもそういう事が出来るんです」
と必ず言います。
眠いので、はあ、という反応しかしない私に相手はイラつきます。
出来ないと思っているんでしょう?とヒステリックになり手がつけられないので、「じゃ、お願いします」と私を透視してもらいます。

んー、違うなあ、と思っても
「でも、でも」とすがりつくように言うので、「ああ、近いかも」と誤魔化していました。
そういうやる気の無い態度も悪魔説を大きくしていくのでした。



つづく
**




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2006年08月18日(Fri)▲ページの先頭へ
★夏のよみもの〜陰陽宝箱★
龍壽開運堂、店主です。
黒龍さんから読み物が届きました。

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**

黒龍です。
10年近く前のお話をしようと思います。

私は当時、北海道に住んでいました。
北海道というのは面白いところです。
自然ではなく大自然があります。
のんびりと暮らしているようでいて、そうでもありません。
精神世界に興味を持ってスピリチュアルな生活を実現するために離農した農家を借りて、自給自足をしたり、○○式農法をやったり、ワークショップを主宰したり、そういう、本州から「脱出」してきたような人がとても多いところでもあります。

実際は、入植して100年ちょっとの土地ですが、苦労して開拓してきた過去から、「気軽にやってきた人をいつでも歓迎」するムードはありません。(観光客には優しいけれど)

失業率は常に30%近くでした。働くところがないので、思想などに関係なく、自衛隊に入るしか無い若者達。
そこへ能天気に「スピリチュアル」なんて言ってもなかなか受け入れてはもらえないのです。
考えていた北海道での「スピリチュアルライフ」が送れない…と焦る人を沢山見てきました。

東京で一旗あげて、そこそこまとまったお金を使い果たし、途方にくれる家族。大学を辞めて友達同士で何か北海道から発信しようとやってきたグループ。

彼らが煮詰まり、行き詰まると、そのグループの誰かを「教祖」のようにして、お金と人を集めようとする…という流れがとても多かったです。

私は当時、無料で鑑定をしていました。
枠に入りたくなかったのもありますし、当時は北海道を出る事を考えていませんでした。一生すむのだと思っていたので、恩返しといいますか、出来る能力が生まれつきあるのですし、私の能力に気が付いている方もたくさんいらっしゃいましたから。
鑑定しちゃいます★という感じでした。
そんな具合ですから、私の存在は「教団」を作りたいようなグループからは実に不評でした。

その不評の表現は「いどみ」という形でちょくちょくやってきました。

あれは出来るのか、これはどうだ、と、見世物のような要求を突然ふっかけてくるのです。
そして、ちょこっと本で読んだような知識を持ち出して、自分の能力とサシで勝負だ!というようなことまで。

こういう目に見えない世界に勝ち負けなど無いのですが、なぜだかそういう「いどんで」くる人が後を絶ちませんでした。
一方、「私もそういう能力があるとあなたに、認定してほしい」
という人も多くやってきたのでした。

・・・

つづく
**




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2006年08月12日(Sat)▲ページの先頭へ
★恐い話?〜陰陽宝箱(後編)★
皆さん、こんにちは。
今日の東京は曇り空ですね。外出される方には丁度よいかもしれません。

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さて、本日は黒龍さんからの陰陽宝箱後編です。
【前編】
今日お話するのは、私が21歳のときにアルバイトをしていた深夜のファミリーレストランでの出来事です。
24時間営業のファミリーレストランでバイトをはじめて数ヶ月のことです。私は深夜11時から入って、翌朝の6時にあがる、というシフトでした。
続きを読む。

今日はこのお話の後編です。
前編を読んでいらっしゃらない方は、こちらからどうぞ

**
・・・・

また見ると、その方はまだポーチにいるのです。
おそらく女性です。
「あそこに女性がいるじゃない」
というと
「霊能力があるんだね」
とあっさり言われてしまいました。

違う日。
12時から入るいつものバイトの子が
「ねえ、今日から新人がくるみたい。更衣室で会っちゃった」
と張り切っています。
「どんな子かな、良さそうな子だといいね」
なんて話し、店長がいたので
「新人さんが入るんですか?」と聞くと
「なんの話?」
とスルー。
「今夜はあなたと○○さんと3時に★★さんというシフトですよ」
と言われ、それを話すと
「え?だって、更衣室に女の子がいたよ、私、よろしくねって話したらうなずいて着替えてたもん!」と
嘘つきじゃないからね!といわんばかりの勢いです。

店長は、
「何か盗まれてても大変だ」
となり、更衣室を見にいってくる、と言って裏に回りました。
そもそも、バイトと社員だけが合鍵をもっている更衣室。外部の人が入るとしたら何か目的があって合鍵をさらにコピーして入る…という事が考えられるので、店長は心配そうに裏へ回りました。

数分後、
「あの、モップもってきてくれる?」
と小声で私に店長がいいました。
「は?」
「モップ、ぬらしたやつ」
はい…
と着いてくと、
更衣室の床は一面、ぐしょぐしょに濡れていました。
床意外は濡れていません。水をまいたならハネが少しあってもよさそうなのに、そういうものが無いのです。

皆で「ああ、またでちゃった」
と言いました。そう思うしかなかったのです。

そのファミレスでは女性の霊が出るのが「当たり前」になっていると聞いたのはやめた後でした。

私がバイトをする何年も前のことだそうです。

ファミレス前の交差点で、右折しようと、対向車が来ないのを確認するために中央の車線に車を寄せていた女性ドライバーが赤信号側の交差点から侵入した、信号無視の暴走族のオートバイと車に立て続けにぶつけられて、亡くなってしまった、という痛ましい事故があったそうです。

その時、暴走族は100キロ以上出していたそうで、はじめのバイクは車のボンネットの横の激突。
次に大きなセダンがそのバイクを除けようとして、なぜかジャンプするようになり、その止まっていた車の上部に接触して路肩に(空き地だった)に飛び込んで何回転かして止まったそうです。
当時から、ファミレスでバイトをしていた古参のお姉さんの話では、いつまでも救急車も警察も片付けないし、朝になるしで、まだやってんのかと思ったそうです。
その朝まで処理時間が必要だった理由は、
女性ドライバーの首から上だけがみつからなかったからだそうです。

結局、信じられないくらい遠くのほうの草むらに首はあったそうなのです。

後で知ると、この亡くなった女性のお兄さんにあたる人と私はその頃、知り合いになったばかりでした。
私はそんな事故の事などしらなかったのです。
きっと話したくなかったのでしょう。

そのお兄さんにあたる人が言うには、
「妹はあのファミレスで彼氏と待ち合わせをしていたんだけど、忘れ物をしたんで、右折して一旦、家に戻ろうとしてたところらしい」
という事でした。

背格好を確認すると、ぴったり一致しました。
そうだったのか…と思いました。
事情を話すと、早速、お兄さんにあたる、その人は、親戚や親に相談して、交差点でお祓いをしてもらったようです。
小さなお地蔵さんも立てて。

それ以来、そのファミレスの噂で、そういう話は聞かなくなりました。

けれど、真夜中の灯りに近寄り、誰か、気付いて、と思うのって普通に、人間なら考えられる心理かもしれません。

死んだら終わり、という人がいますが、こういう事があると、死ぬって何だろうと思いませんか?

お盆でおでかけの皆様、移動時にはくれぐれも気をつけてください。

黒龍
**

*)無料公開鑑定のお申し込み募集中です。
無料鑑定の〆切は毎週火曜日の夜12時です。
応募多数の場合は抽選し、1名〜2名の方を鑑定の上
翌土曜日の公開となります。

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2006年08月11日(Fri)▲ページの先頭へ
★恐い話?〜陰陽宝箱★
皆さん、こんにちは。
きょうも暑いですねー

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黒龍さんから陰陽宝箱がとどきました。

**

こんにちは。
黒龍です。

今日お話するのは、私が21歳のときにアルバイトをしていた深夜のファミリーレストランでの出来事です。

24時間営業のファミリーレストランでバイトをはじめて数ヶ月のことです。私は深夜11時から入って、翌朝の6時にあがる、というシフトでした。
深夜の国道沿いのファミレスですから、12時くらいまでは人でにぎわいます。週末ともなれば、3時、4時くらいまで若い人達がコーヒーでねばっていたりします。
深夜のファミレスのバイトの一番辛いのは眠気です。
暇だと眠気は酷くなります。
だから、忙しいくらいが丁度いいのですが、6時までぶっとおしで忙しい日はそう、ありませんでした。

誰もいなくなる状態を、そのファミレスでは「ノーゲスト」と呼び、
「ノーゲストだから、掃除しよう」
とか
「ノーゲストだからトイレチェックしてきます」
とか
おのおので仕事を見つけるようになります。

ある夜、フロアの大々的な掃除も済んで、じゃあ、トイレを掃除しておこうか、という事になりました。
もうひとりのバイトの女の子と手分けしてトイレチェックをしました。

お客様が使われている場合は、トイレから即立ち去って、お客様がいなくなったころあいを見て、掃除をするのがルールです。。
もうひとりの子は男性用を受け持ってくれました。
私は女性用へ。
一応、失礼します、といってはいる、と。
お客様がいましたので、
「しつれいしました」
と言って退場。
あら、ノーゲストじゃなかったんだ、と私は思いました。

しかし、お客様は「もう出ますから」と察してくださって、洗面台でメイクを直し、出ていかれました。
私は「ありがとうございます」と頭を下げてから掃除をし、補充するものを補充して、出てくると、
男性用のトイレを掃除した子が
「ねえ、ノーゲストだけど、やることないね、どうする?」
と言ってきました。
「ああ、さっきの女のお客さんでラスト?」
というと。
「何言ってんの?トイレ掃除する前からずっとノーゲストだよ。だからやろうっていったんじゃない?」
「でも、女の人がいたよ」
というと
「ああ、よく出るみたい、ここ」
ああ、そうなのか、と思いました。

またしばらくたったある日。
ウエイトレスというのは車が見えた時点でゲストが何人か、ぱっと見極めて、お冷とメニューを用意して
「いらっしゃいませ、3名さまですね?」
なんていうのがベテランです。
「何名様ですか?」
ではなく「3名様でよろしかったでしょうか?」が、なんとなくかっこいい感じなので、なれると、ゲストがポーチに近づく頃には何人でテーブルはどこがいいか、もう考えているようになってきます。

いつもように
お冷のグラスを左手に(4つまではのせられるのもウエイトレス)もち、メニューを脇に挟んで立っていると。
いつまでたってもポーチの前で、中に入ってこようとしません。
あれ?待ち合わせかな?と思うのですが、10分たっても20分たっても、まだ、たっているのです。
夜中ですし、何かあってもいけないから、中でお持ちになられたらいかがですか?と声をかけようと思い、バイトの子にそれを言うと
「…さっきから誰もいない入り口眺めてメニューもって何、つったてんの」
と責めるように言われました。

つづく・・・

**

陰陽師さんも普通にアルバイトした経験があるなんて、
少し意外に感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

続きは後日公開します。お楽しみに。


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2006年08月09日(Wed)▲ページの先頭へ
★あちら側のはなし★〜陰陽の宝箱
皆さん、こんにちは。
東京は台風の影響で雨模様です。

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さて、黒龍さんから陰陽宝箱がとどきました。

**

こんにちは。
黒龍です。

暦の上では秋になりましたね。
ですが暑い日や、雨量の多い日はまだ続きそうです。
引き続き、気をつけてくださいね。

お盆が近い事もあり、あちこちで「不思議現象」に遭遇します。
例えば、猛烈に暑い日差しの中、車を運転していますと、
ひゅっと人が対向車側に飛び出すのが見え。
「危ない!」と身をすくめると、車がその人を通過。
あら?すり抜けてる…
そして、その「現場」から遠ざかってしばらくしてから
「ああ、そうか。そうだよ、この暑いのダウンジャケットなんか着てないよ、普通」なんて、気付いたりします。

先日は依頼人様の鑑定をしようと準備中に。
(この鑑定は手書きの札と亡くなった方とのコンタクトの2本立てでした=依頼人はおひとりです)
たてに長さのある暗い廊下の先が異常に白く光っているのです。
私の家には蛍光灯は1つもありません。
蛍光ボールという電球の蛍光灯バージョンのようなものはありますが、どれも「白い」光ではありません。
温かみのあるやわらかい光で、間接照明にしています。
そんな私の居住空間に白く強い光が差し込むなんていうのは科学的には考えられ無い事です。
しかもいつも暗い廊下です。
見ると、廊下の先の玄関に人が座っていました。
振り返りざまに金色の光となって、ぱああっと消えていきました。
うっかり、見とれて、何も聞き出せなかったのでした。

今日の話は、6年ほど前の話です。
私が東京に住んでいた頃、といっても、ほんの数ヶ月です。東京に引っ越して、すぐアメリカにわたるのですが、その間、吉祥寺のある波動関係の会社のオフィスに出張鑑定に行く仕事を頂いていました。
電車で地味に、吉祥寺へ行くのが習慣になっていた短い時期
の中での話です。

その日、私はもうひとり、「会っただけで痛みや辛さが取れる」と評判の鍼灸師の先生と一緒に吉祥寺に向かいました。

吉祥寺って効率的な町だな、と行くたびに思います。
なぜか、吉祥寺にはグローバルブランドのフラッグストアがあったり、日本では店舗はここだけですよ、という店があったりします。
その一歩裏に入ると渋い店があったり、商店街は懐かしい感じものこっており。面白い町で、ここに住んだら便利そうだなと思いました。

行き先に行く途中、同行の先生が「手土産を買いたいので寄り道していいですか?」と言いました。
それでいつもは通らない道を通ったのです。
昼間ですから、学生も働いている人も沢山歩いています。

すると白い包帯をぐるぐるに巻いていて、そこ包帯から血が滴りおちる酷い重症の男性がよろよろと、こちらに向かって歩いてきます。
私は「大変、救急車!」と同行の先生に叫びました。
先生はびっくりして目を細めて私の見ている方角を見ました。

よく、霊が見たい、オーラが見たいという人が学ぶ方法に、目を細めて焦点をずらす、というやり方があります。
とっさに使えますので、日ごろから鍛錬されると便利かもしれません。

「ごめん、ぼくには灰色の煙のようなものしか見えないよ」
と先生は諦め気味に言いました。
「違う、違う、先生。あれ、血だらけの人が辛そうに、ああ、倒れそう」
「…だから、それは異界の人だよ」
…。
はっと気付くと、真昼の吉祥寺の町に普通に人が歩いている「現実」に引き戻される感覚に。

その時見えた吉祥寺とおぼしき町は、確かに沢山の人が歩いているのですが、それは、皆、兵隊が着るような服に、膝下から、ゲートル、というのでしょうか、それを巻いている人、もんぺ姿の人、そして空は真っ赤。

真昼の吉祥寺で、ただ一人の怪我人?と遭遇しただけで、抱えきれない情報を持っていることが後でわかります。

その日は仕事をなんとかこなした後、お食事に誘われましたが、お断りして、早々に自宅に帰りました。

自宅についてから、吉祥寺で昔、空襲なんてあったのかしら、と人に聞くと、誰も「私、東京出身じゃないからわからない」と確かめようがありません。

昼の出来事を思い出してみました。

その町は壊れているものや燃えているものは、ありませんでした。
道々に重症を負った人が行き倒れのようになっているのですが。
町は破壊されてはいませんでした。
でも、遠くの空は真っ赤だったのです。

次の吉祥寺行きの日。
途中の名も知らぬ駅で途中下車しました。
私は電車から転がるように降り、汚いホームに横になって嘔吐感を必死に押さえ込みました。
周りに人がいっぱい集まってくるのに、誰も「大丈夫ですか」とか「救急を呼びましょうか」とか言いません。
遠くなる意識。
なんでこんなに気持ち悪いんだろう、気を強く持とうと必死でした。

いつまでたっても誰も何もしようとしません。
心の中で「ひとりくらい大丈夫ですかくらい言ってよ、もう、東京って」と怒ってる自分をみつけ、その現実的な考えを中心に持ってみました。

思い切って、自分の体を置いて、起き上がると、
ホームには誰もいませんでした。
なのに、置いた体の私は沢山の人に囲まれているのを見ているのです。
これは、と思い、
小さい頃から何かあったらこの指の形を作りなさい、と教わっている、いわゆる「印」を結びました。

次の瞬間、ぱーっと、吐き気も消え、誰もいないホームに私はひとりで座り込み、深呼吸をしました。
ああ、びっくりした、そう思うのがやっとでした。

吉祥寺に何かあるとか、それは真偽の程はわかりません。
けれど、人が集まるところには何か、「異界」への扉があちこちに出現してもおかしくはないな、と思っています。

昔、祖父が言いました。
「みつかりたくなければ、人にまみれなさい。単独で動いてはいけない」

ああ、私は東京にきて単独だったと反省しました。

今回はここまでです。

では、また。
**

いかがでしたか?

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2006年08月04日(Fri)▲ページの先頭へ
★夏のよみもの〜陰陽宝箱★
皆さん、こんにちは。
今日も暑いですねぇ。
外国でも猛暑が問題になっています。
皆さんも、外出はできるだけ朝夕の日が低い時間帯に。


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さて、黒龍さんから陰陽宝箱がとどきました。

**
こんにちは。
黒龍です。

この夏は水の気のバランスがとにかく悪いと感じておりました。
ただ、どこまで人に言っていいものかと、毎回悩みますが、今回もそうでした。悩みつつ、このくらいなら気持ち悪がられずに読んでいただけるかな、という程度にとどめましたが…。

自分の周りの気だけでも整えておきたいものですね。
こういう気のシーズンは、火で浄化するのが常套となります。
ですが、水の気のバランスが悪いときは火事もおきやすいのです。
これは水の気が火の気を挑発するような感じです。
火の気は挑発に乗ってしまうのです。
だから「火がついたように」とか突然なんだか解らないような表現に使われるのですね。


ではどうやって火を使って水を沈静化させれば良いでしょうか。

「香」を使います。
香は線香より、三角錐の「コーン」と呼ばれるスタイルのものが良いでしょう。
香の練りのベースには、土の気と木の気が含まれて火の気をとどめます。ばっと燃え上がることなく、じわじわと落ち着いて炎は湿り気を乾かしていくでしょう。同時に、微量の煙は風の気を目に見せてくれます。
水の気以外の要素を持っているのです。

いつもより考えがまとまらない、イライラする、そんなときは香を焚いて、気のバランスを取り戻しましょう。水の気が多すぎるのです。

これから、暑くなるそうです。
ですが、期間は短めといえるでしょう。
9月の半ばからまさに釣瓶落としのように、秋になるでしょう。
今年の特徴は季節の変わり目変わり目に大きめの嵐が来る事です。

引き続き、体調に留意され、御自愛くださいね。
もすぐお盆です。
お盆向けの話も近々、寄稿させていただきます。

**

いかがでしたか?
明日は無料鑑定結果公開の日。お楽しみに★


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2006年07月28日(Fri)▲ページの先頭へ
★恐い話?〜陰陽宝箱★
龍壽開運堂、店主です。

今日も東京は暑い一日です。皆様はいかがおすごしでしょうか。
さて、本日も”夏の陰陽祭〜陰陽の宝箱”と題しまして、黒龍さんの経験から
お話をしていただけることになりました。


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それでは、こちらから♪
**
こんにちは。
黒龍です。

開運堂さんの顧客でもあり、私の知人でもある女性から、
「夏向きにちょっと怖い話は無いの?」
と催促されました。

怖い話…。
陰陽業界?では怖いと思う暇が無いというのが正直な感想です。怖いとかヤバイとか思う暇があったら、次の呪、次の符!という感じですね。
後でひたひたとくる場合もありますが、それは私の使いが教えてくれますから、あまり怖いと思うようなことが起きない…(それはあなたはそう思うかもしれないけど、と、また言われそうですが)ように感じています。

今日は、まだ陰陽師として本格的に活動していない頃の話をしましょう。
悪い話では無いと思いますが。
どちらかというと、人っていいなと思う話です。


あれは今から17年とか16年くらい前の話です。曖昧で申し訳ありません。
当時、私は北海道に住んでいました。出身は内地です。一人で北海道に暮らしていました。
あれは、夏で、幼馴染の連中が北海道の夏は涼しいだろうと車で4号線をひた走り、今は無き、青函連絡船に乗って遊びにきたときのことです。
当時、交際していた相手と、幼馴染みと家具らしきものも無いがらんとした部屋でジンギスカンを食べて、飲める人はお酒を飲んで、いい気分で雑魚寝をしました。
私が借りていたアパートは北海道なのに、内地のような作りで、夏は暑く、冬は外と同じ気温になるという、いわゆる「おんぼろアパート」でした。
その2階(1階よりは冬暖かいので)に住んでいました。

車を持っていなくても私の借りた部屋用に駐車スペースがあり、そこには交際相手の友達が気軽に車を停めたりしていました。その際、ひとこと、「停めてくね」と言ってくれて、皆、良い人ばかりでした。

その皆の駐車スペース?に見慣れない車、しかも内地ナンバーの車が停まっているので、何人かが、「誰か来てるのかい?」と声をかけに来てくれました。
北海道のよいところなのですが、食材の差し入れや、(本人は遠慮して帰る)「ウチに来い、お袋に何か作ってもらって、うまいメシくおう」なんていう誘いもあり、幼馴染は皆、感動しきりでした。

ある日、たまたま、誰からの訪問や誘いも無かったので、富良野に行って、御飯にして、疲れて寝付いてしまったというわけです。

内地と同じようなつくりのアパートですので、玄関は擦りガラスの引き戸。町の中心にある、古いけれど立地は抜群の私の部屋。
擦りガラスなので、人が立てば、はっきりと色や形がわかります。

寝てから数時間たって、
「ピンポーン」
とチャイムがなりました。
始めは「酔っ払いのピンポンダッシュかなー」と思ったのです。
それはしつこくなります。
でも、私以外は皆熟睡しているのです。
誰も起きる気配すら無いのです。
「ピンポーン」
さすがに、よその部屋の人にも迷惑になるだろう回数です。
私は玄関に向かいました。

人影がしっかりあります。
ズボンの色、シャツの模様、人の顔っぽい感じ。
男性です。多分若い男性です。
でも、そういう服装センスの知人にすぐさま思い当たるフシが無く、
「?だれだろう?」
という感じで玄関の明かりをつけると、よりはっきりその人が見えました。

どちら様ですか?と言おうとしたとき、私の脳の中で
「この人は異界の人だ」
と解りました。
それで、
「どんな御用ですか?」
ときっぱり聞くと
相手は丁寧にすりガラス越しに頭を下げて去っていったのです。
それはなんとも物悲しく、でも、戸をあけてはいけない、とはっきりとした確信もあったのでした。

つづく・・・
**

この続きは次の月曜日にアップします。
どうぞお楽しみに★


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カレンダ
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